削るのは、茶の湯への想いかもしれない。

武人さえも無腰のままで身を置く茶室。
そこに茶人は茶杓という刀をもって臨む。
一期一会という場ゆえに刻にそれで切り結ぶこともある。
刻に融和を図ることもある。
たった一勺茶を掬うためだけに全神経を注ぎ込み、それを可能にする道具。
無駄な余白をそぎ落とし、研ぎ澄まされた茶杓だけになせる技。
それが茶杓である。
削る人の心の裡が顕れる。
ゆえに茶杓は茶人そのものとも謂われる。
そんな茶杓を削ってみたくないだろうか?

   




2016.7/24(日)開催
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茶杓展のご案内
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